江戸時代の熱烈な「ラブレター」があります。これだけの文と流れるような筆からは当時として最高の教養を身に着けた女性「奈か」さんだったのでしょう。 もう一度若いときに帰ってこんなラブレターを書いたり、受け取ったりしたいもんですねぇ!!!
千ょっと文して参候 おまえさ満も御きげんよろしく こ乃あいだ をいで具多され 阿りが多くぞんじ候 又こいしくぞんし御出で下され候 わたしゃをまいのそばにい多ゐけれど ままにならぬハうきよのならひ おもうてまよう ひ累のしごとも手につかず 可らすのなかぬ日者あれど おまいおもわん日はない こいの文おまへのこ登ばで このごろ安いたらず むらさきの御めしをゐまにもと 思ひだし こころのうちで かみかけ天 がんかけて 思御方様へ 奈かより