『天保五年午二月 飛騨国益田郡竹原郷御厩野村午宗門人別御改帳』(控)が旧家の藏から出て来ました。御厩野村としては前掲出安政六年未(1859)の宗門人別帳に次いで天保五年午(1834)が2冊目の発見で、安政から25年程遡ります。 この頃、幕府は第11代徳川家斉、大老は井伊直亮(暗殺された直弼の義父)、日本の人口は2700万人余、天保三年ころから続く全国的な大飢饉、そんな時代でした。名主を務められたような旧家の藏にはまだまだこの間を埋める宗門人別帳が眠っていることと思われます。
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