萩原町の中呂「龍澤山禅昌寺」門前で昭和40年に遺跡が発見されましたが、充分な調査も行われずに遺物は散逸してしまいました。立石が現状に近い形で保存されていますが、出土した土偶、土器、石冠、石棒など個人の所有となっているようです。
　完全な形をしたこの石皿もその内の一つで前所有者の説明書が貼ってあります。
材質は花崗岩、法量は32.0センチ×24.5センチ、高さ外縁で8.0センチ、出口で5.0センチ、窪み横幅約16.0センチ、真ん中は使用による窪みが更に5ｍｍほどあり、重量は7.8ｋｇ。